自動モルタルプラントの改修

以前、自動モルタルプラントの修理改造をしたお客様で、機械のオペレーターの方が日々現場で使用されるにあたって、稼働させている時、運搬時、清掃時などで修正したい個所が出てきたとの事で、来社頂きました。

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ハード的には、ミキサーへの給水部分の配管経路の変更、ソフト的には自動制御盤内の制御回路プログラムの書き換えをし実施しました。

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当日中に修理して欲しいとの事でしたので、在庫部品や既存部品を転用して改修できました。やはり使用勝手の良いことに越した事はありませんし、建設現場では使用機械の細かいストレスを削減する事も重要な事だと思います。即日対応でご希望に沿った内容に変更できましたので、非常に喜んで頂きました。

弊社ではこのように製品を納めた後、様々なアフターフォロー対応をさせて頂いております。他社様が製作された製品でも結構ですので、お気軽にご連絡ください。

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重量用台車

J株式会社様よりのご依頼で、工場内で使用する重量用の台車を製作しました。

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重量用のキャスターで1トンの許容荷重のものを使用しました。ウレタン車輪なので、静音性と耐衝撃性にも優れています。4輪になるので、荷台部分を差し引いて、単純計算で許容荷重は約4トン弱となっています。

ちなみに

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巨大なオスのシャチ  (体長6.5m、体重4トン)

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アジアゾウ 平均体重:4トン

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カバ 平均体重:2.5トン

整理整頓で段取り八分。

先日試運転した自動プラントと同型の図面が主要クライアント様から届きました。 zumen 以前、 『段取り八分』 という内容で書きましたとおり、納期はまだ少し先なのですが余裕をもって製作できるところから進めていこうと思っています。ありがとうございます。

下地が大切です。

試運転

本日は、自動プラントの試運転で、お客様の設計担当の方が来社されています。1日がかりの作業で、細かいご指摘や手直し等のチェックを頂いていますが、今後の勉強になりますのでしっかり対応致します。

また、別のスペースでは塗装屋さんに来てもらってます。

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今回の色は、下地の色が少しでも汚れていたり濃い色の錆止めだと、せっかく仕上げを塗っても下地の色を拾ってしまうので、白の錆止め塗料を2~3回塗り重ねて真っ白にしています。真っ白の画用紙に黄色の絵の具を塗るのと、薄いグレーなどの紙に黄色を塗るのをイメージしてみてください。

下地を拾いにくい仕上げ色の場合は薄いグレーの錆止め塗料を使用しています。その分手間と時間はかかりますが、何事も準備や下地をしっかりしないと仕上げに影響してきますので、弊社は仕上色によって錆止め塗料の色も変えて塗っています。

気温が低いので乾くまで時間がかかりますけど仕上がりが楽しみです。

本日出荷の品物があるんですけど、この天候では道路事情が怪しいですね。

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現在は、来週出荷予定の自動プラントを製作中です。組立が終了したら電気屋さんに配線関係をお願いして塗装、試運転の工程です。

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お灸をすえる

IMG_4964CIMG2206先日アップした厚物溶接の製作も順調に進んでいます。その他、自動プラントや工場の安全対策のお話などなど、様々なご相談を頂き毎日忙しくさせてもらってます。ありがたいですね。

今日は、 『ひずみ取り』 の話をしてみます。基本的に溶接をすればその部分が縮み変形します。それを元に戻す作業が『ひずみ取り』です。

鉄は熱が加わると延びたり、冷めると縮んだりします。溶接するときにも、溶接箇所に熱が加わる為、いわゆる溶接歪みが発生したりします。特に鉄板に局所的に集中して溶接したときなどにも溶接歪みが発生しやすく、べこん、と反ってしまったり。溶接箇所に集中して熱が加わった為、その箇所だけ鉄が延びて、冷えるときにより縮み、溶接していないところは、ほとんど伸び縮みしていない為に歪みが発生している状態で、縮んだ箇所と縮んでいない箇所の差が大きくなればなるほど、歪みが大きくなってしまいます。

そこでもっと強力な方法が、いわゆる 『お灸をすえる』 という方法。
溶接していない(縮んでいない)方に熱を加えて冷やすことで、延ばして縮ませ、全体の縮み量を同じくらいにすることで、歪みを直す、という方法です。方法としては熱で膨張した金属が冷える際の収縮する特性を利用して、加熱して水を使って冷却する事で戻したり、圧力を掛けて戻す矯正法があります。

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写真は大板のひずみ取りを実施しているところです。ガスバーナーで加熱し、水で冷やしながら油圧ジャッキで板に圧力をかけてひずみを取っています。ガスバーナーでの部分加熱作業は障子張りの後の霧吹き作業のイメージだと思います。

様々な機械設備が発達して、技術をIT(情報技術)でデータベース化し、新人でも熟練工と同等の作業をミスなくこなせるようになってきている世の中ですが、この作業は熟練工が知識・勘・経験でこなせるものと思いました。無事にひずみも取れて次の工程に進んでいます。

完成した品は、当たり前のように平らな鉄板なので、見た人には何もわかりません。誰にも分からないように、当たり前のように何事もなく作ることは、作り手だけが人知れずかみ締める喜びなのかもしれませんね。
立春後の寒波がきていますが、体調を崩さないように頑張りましょう。